【魚不足解消】魚不足の症状とは?
魚不足解消のためには、魚不足の場合どのような症状があるのかを知ることが大切になってきます。
次の項目の「魚不足の症状例」に当てはまるものがある場合、魚不足になっている可能性があります。自分に当てはまる症状があった場合は適切な対策をとっていきましょう!
魚不足の症状例
- 思考力、集中力の低下
- 視力の低下、老眼の症状
- 高血圧、高脂血症、動脈硬化
- 頭痛、耳鳴り、めまい
- 体のしびれ、痙攣の症状
- 肥満、糖尿病
- 肌トラブルの症状
- 記憶力の低下、アルツハイマーの症状など
【魚不足解消】魚不足の対策
【魚不足対策①】青魚を食べる
魚不足に効果的な栄養素として、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が注目されており、日本では厚生労働省がオメガ3脂肪酸の推奨摂取量は1日1000mgとしています。
このオメガ3脂肪酸1000mgという量は、サンマ約1/2匹、アジ1.8尾、マグロ刺身を約25切れ、カツオ刺身を約33切れに相当します。毎日魚を食べるという食生活は難しいという方は、昼食に魚定食を選んだり、飲み会で1品魚料理を選んだり、今までの食生活を少しずつ変えてみましょう。
それだけでも魚不足解消につながっていくので、今できることからコツコツ変えていき、健康的な体づくりをしていきましょう!
【魚不足対策②】サプリメントで栄養補給
魚不足解消や青魚不足解消を目的として摂取されることが多いのがEPAやDHAサプリメントです。最近では、ジャンクフード中心の食生活や日本食離れにより、栄養不足の解消のためEPAやDHAを摂り入れる方も多くなり、様々なメーカーがサプリメントを販売しています。
各メーカーによって栄養成分量は異なりますが、ほとんどのサプリメントで1日の推奨摂取量ほどの栄養補給が可能です。
魚は好きだけど食べるのが面倒くさいという方、そもそも魚嫌いだから魚を食べないという方、一人暮らしや共働きで忙しく料理している時間がないという方には魚不足解消サプリメントがおすすめです。各メーカーの特徴を確認し、自分に合う魚不足解消サプリメントを選んでいきましょう!
魚不足解消サプリに含まれている栄養成分
DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれている多価不飽和脂肪酸で、DHAの効果は、「集中力、判断力の向上」「記憶力低下の予防、アルツハイマー認知症の予防」「血流の改善」「視力低下の予防」「アレルギー予防」が期待されています。
DHAは、1990年頃に高純度EPAエチルエステルが、高脂血症などを適応症とした医薬品として使用開始。また、同年にマグロやカツオの眼窩脂肪に高濃度のDHAが発見されてから、DHAの健康効果への期待が高まり、様々なメーカーで研究・開発が続けられています。
EPA
EPA(エイコサペンタエン酸)は青魚に豊富に含まれる必須脂肪酸で、体内合成することができない成分です。EPAの効果は、「生活習慣病の予防」「アレルギー症状の緩和」「感染症の予防」が期待されています。血液の流れが悪くなると、酸素と二酸化炭素、栄養分と老廃物などの交換がうまく行われなくなり、体に不具合やトラブルを引き起こしてしまいます。
また、血流が悪くなると体の機能が低下するとともに、血圧が上昇し、血管がつまったり、体の血液関係トラブルのリスクが高まります。そのような症状を予防や阻止してくれるのがEPAなのです。
DPA
DPA(ドコサペンタエン酸)はマンボウやアザラシをはじめてとする海獣類に豊富に含まれる必須脂肪酸で、DPAの効果は、「血管損傷の修復」「中性脂肪やコレステロール低下」「動脈硬化の予防」に期待されています。
DAPの働きはEPAの50~100倍ともいわれている栄養豊富な必須脂肪酸なのです。DPAは、EPAやDHAのように食品から十分な量を摂取することが難しいため、サプリメントで摂取するなど栄養補給の工夫をすることが大切になってきます。